夜光に口付け なかつに大事な三大要素は いきおい 萌え 妄想 です 忍者ブログ
「植木に口付け」・夜襲期間限定ブログ
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つまり、萌えのあまりいきおいで妄想したブツをいきなりうpするのは、なかつさんにとって当たり前なことなんですね!

こんにちは、おはようございます、なかつです。
最近夏風邪をひきまして、うなーってバイトも休んでごろごろしてたんですけど(バイト休んじまった・・・・・・二日連続・・・・・・やっばい、店に迷惑かけまくった・・・・・・これでしばらくバイト休めない・・・・・・頭あがらない・・・・・・)、今日やっと回復してきました。
実は今日は夜襲関東オフなんですがね! ははははは!

そして散々わめきちらしている、ぬこさん(【ひととせ】)が書いてくださった市ノ瀬助手の誠二さん小説にね! 朝からたぎりましてね!(ぬこさんの文章ってすげえ・・・・・・表現がはんぱねぇ・・・・・・) 思わず携帯でぽちぽちやってしまったぶつをね! おいておきます!

あと皆さん、いつも拍手ありがとうございます!
夜襲が終わって1ヶ月たったわけですが、まだ新しくこのブログに来てくださる方がいるようで、ちょっと古い記事に拍手が押されていると、すごく嬉しくなります。ひねくれものなのであまり表現していませんが、素直に嬉しいです。自分の書いたものを見てくださるって、本当、嬉しいです。

改めまして、ありがとうございます。





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※ 市ノ瀬助手、加藤誠二さん+市ノ瀬妄想

! 誠二さんは発火能力があるんだぜ!
! 誠二さんはあんまり自分の能力が好きじゃないんだぜ!
! 誠二さんは市ノ瀬の保護者的役割なんだぜ!
! 妄想過多なんだぜ!

以上に注意してどうぞ。
短いですけど。



”例えば世界は、"


研究費を請求するための書類を机に向かって唸りながら埋めていると、後ろから声がかけられた。
「おい」
顔を見ずともわかる。この尊大な態度は彼に間違いない。小さくため息をついて振り返ると、予想通り白衣に身を包んだ彼を立っていた。
「市ノ瀬くん、研究費の申請なんだけどね、この研究目的というところ――」
「てきとうに埋めてくれ」
市ノ瀬は心の底から面倒そうな顔でそう言い捨てた。てきとうと言われても困る。かと言って、素直に「好奇心」と書いては研究費が出ないだろう。ここが科学を純粋に推し進めるためにできた理化学研究所だとはいえ、現在のような緊急時――戦争がすぐ隣でニヤニヤ笑っているような時代――に、意味のない研究に出す金はないだろう。さて、どうやってもっともらしい理由をでっちあげるか。どうして自分の研究ではなく、他人の研究費をどうせしめるかで悩んでいるのだろう。自分の状況にもう一度ため息をついた。
市ノ瀬は科学に愛された男だ。彼の頭の回転の早さは、そこそこ真面目に学問を修めてきた自分を圧倒するほどだった。彼の才能ならば、この歳で理化学研究所に一つの研究室を持っていることにも納得がいく。彼は自分が所謂天才であるとわかっていた。だが、それ故に周りの人間が彼を理解できないのだとわかっていなかった。周りの理解を諦めることを知らなかった。だから彼はよく、理解されない苛立ちを周りの人間にぶつけた。手が着けられないと理化学研究所に呼ばれたのが自分だった。どうやら自分は、周りから見れば彼と同じ知能レベルのステージに立っているらしい。嘘だ。ギリギリ、ステージの端に手をかけられるくらいだ。
「それよりも人づてに聞いたんだが」
彼の行動原理は好奇心である。興味がわかないこと以外はどうでもいい。
「誠二、君には発火能力があるんだって?」
「……」
多分、表情が消えたと思う。
自嘲が浮かぶ前に頷いた。
「なら、少し見せてくれないか」
一体、彼に能力のことを吹き込んだのは誰だろう。姿の見えない相手を憎々しく思いながら、しばらく彼を見ていた。彼は何でもないような顔でこちらの反応を待っていた。それに少し苛ついた。
チッと音がして赤い炎が彼の頬をかすめた。
「……こういう風に」
誰かを傷つける能力だよ、とは言わなかった。心の中だけでつぶやいた。
今度こそ自嘲が浮かんだ。
この能力を見た人間は大概、恐れたのちに何かに利用しようと近付いてきた。自分はあまり、この能力が、好きではなかった。彼の頬は、炎がかすった箇所だけ赤くなっていた。やってしまってから、苛ついたからとはいえ、彼を無意味に傷つけてしまったことに罪悪感を覚える。自己嫌悪。本当に、自分の能力に関しては、ろくな感情を持ったことがない。
「すごいな何だそれは!」
彼が、大きな声をあげた。
「どうなってるんだ? 電子が関係しているのか? 面白い、研究させてくれ」
呆然とする自分を完全においてけぼりにして、市ノ瀬はキラキラと表情を輝かせて、自分の肩を掴んだ。嗚呼そうだ、彼は好奇心でしか動かないのだっけ。その言葉があまりに純粋で、少し、悲しくなった。
「......また、今度.......」
「わかった、約束だからな」
市ノ瀬はそう言うと、ふと一瞬目を宙に泳がせて何か思考した。
「そうか、ガスバーナーが使えなくなったときはお前につけてもらえばいいわけだ」
「・・・・・・」
そのくだらない用途に、思わずくすりと笑った。一度笑うとなかなかとまらないもので、そのうち声をあげて笑ってしまった。市ノ瀬は笑う自分を、わけがわからないという顔で見ていた。それでいい。今自分が笑ったそのわけを、知らないでいてほしい。多分それで自分は、救われる。




例えば世界は、 奇跡に満ちている!




すいません、途中からめんどくさくなった←
こういう能力に対して飾らないというか、別段気にしていない態度をとる大尉と市ノ瀬に誠二さんは救われているのです! とぬこさんに語っていた時期がなかつにもありました。


どうでもいいけど若クライネフSSとか書きたい。

おそまつさまでした。

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