「植木に口付け」・夜襲期間限定ブログ
いたいけな部下!×勲様SSっぽいものをおいておきます。
「ひととせ」のぬこ様のx勲様SS読んで(好きすぎる)、瀬谷様の勲様見て(罵ってください)、すげぇぇぇ勲様パネェェェかっこぇぇぇぇマジパネェェェェ萌え死んだ! と思ってお兄様に挑戦したのですが、撃沈です。
私の中でカリスマ化が激しすぎて、たいへんなことになりました。
ああもう、お兄様難しい・・・・・・ちょっと修行してきます。
ちょっとこれじゃあ、私、お兄様に椅子にされます。・・・・・・されたいね! 嗚呼、されたいとも! 頭上から聞こえる平田ボイス! うほ!(頭がおかしくなったようです)
とりあえず明日・・・・・・いや、とっくに今日か・・・・・・夜襲を友達のうちで見直すので(てめぇ何やってんだ)、その時お兄様凝視して、なんとか書けるようにしたいです。お兄様好きだ! 愛してる!
っていうか葛たん、どっかに落ちてないかなぁ・・・・・・。
ボカロ曲SS書きなぐりたい。Just Be Friends、ワールズエンド・ダンスホール、ローリンガールあたりを攻めたいのですよ。
「ワールズエンド・ダンスホール」が本当にすごいです。
曲としても大好きなのですが、葵葛の葵ソングにしか聞こえない。それって病気ですね。知っていました。
(あっ、やばいいたいけな部下!×勲お兄様のいたいけな部下!視点にも聞こえてきた・・・・・・)
あー、お兄様に「死ね」って言われたい。葛に「死ね」って言ってやりたい。全て愛情ですねわかります。
なんて綺麗な眺めなんでしょうか!
ここから見える風景
きっと何一つ変わらないから、
枯れた地面を這うの。
(by ワールズエンド・ダンスホール)
はっ、bkm1件増えました!!
広がれ夜襲の輪!
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"ブラックエンド・ロンリーマニア"
私の呼吸音だけが聞こえる。
彼は生きているのか死んでいるのかわからない。それほどまでに、私の中で彼は超越した存在であった。盲目的な信仰は、狂気すら超えて実に滑稽である。と、心の中の私が言った。
すぐ目の前には、嗚呼、視線を下に落とせば、そこに私の妄信する彼の姿があるのだ。そう、私の体の下に彼の体があるのだ。嗚呼、音が遠くなる。私の耳は彼の声だけを捉え、脳に伝える。体の中に響く音は、醜悪なBGMである。気管を通って吐き出される二酸化炭素を彼の顔に落としてしまう。二酸化炭素は、空気より重い。
私は無様にも震えていた。
それを彼は嘲笑う。それすら法悦として感じられる私は、やはり滑稽にしか映らないであろう。
「何をしている」
含み笑いと共に、冷たい声がかけられた。嗚呼、やめてほしい。狂ってしまう。その冷たさに頭が凍って、何も言えなくなってしまう。彼は笑っている。嗚呼、彼の瞳に私の滑稽な姿が映っている。その唇が歪むのを私は嬉々として見ている。
彼は私に、自分を抱けと言った。
背筋をまっすぐ伸ばしたまま、凛々しい空気を背負ったまま、私と眼が合った彼はそう言ったのだ。少しも下卑たところがなく、何も疚しいところはなく。まるで神託のようであった。私は息を止めた。彼が落とした言葉を理解した瞬間、体に力が入った。あ、と間抜けに声を漏らし、私は彼を見上げた。
彼はその時も、嘲笑(わら)っていた。
私はその時も、なんて美しい顔だろうかと思った。
そして彼は私の手首を掴んで、私の唇にその唇を押し付けたのだ。愛が伴うはずの行為に、一切の感情を加えぬまま。
「何をしている」
先ほどと同じ言葉に、私は泣きたくなった。彼が手を伸ばす。私は思わず肩をびくつかせる。彼の手は私の顔の横を通り、うつむいて垂れる私の黒髪の先に触れた。神経が通ってないはずの髪に触れた、彼の指先の温度を脳が捉えた気がして、私は息を吐いた。思考が進まない。
押し倒した彼を見下ろして、私は敗北し続ける。それを勝利者の彼は笑い続ける。どうして私が見下ろしているのに、私は負け続けているのだろう。嗚呼、それでいいのだ。彼は勝つべき人間なのだ。私は彼の前では、負けるべき人間なのだ。
「貴様は私の服も脱がせぬ愚かな奴だと言うのか」
嗚呼そうだ。
私は愚かだ。
一体何をしていると、もう一人の私に笑われるような。
何もかも。
この人がいけないのだ。
この甘美な毒を、私は喜んで飲み干すのだ。
私は床に広がった彼の髪を見た。夜の闇のように暗い。白い首の横に、少し長い後ろ髪が広がっている。扇情的なその現実を、私はうまく処理しきれないでいた。
「愚かな人間は私に必要ない」
淡々とつむがれる彼の言葉に、私は絶望した。
どうか、どうか捨てないでください。貴方のそばから離さないでください。私はうわ言のようにつぶやいた。それをもう一人の私が聞いていた。
嗚呼いつの間に、私はこんなに捕らえられていたのだろう。気付かぬ間に、彼に。
私は彼の服に手を伸ばした。
それでいいと、彼は嘲笑う。
私は無性に嬉しくなって、彼の笑顔に答える。
「少しの時間なら、共に堕ちてやってもいい」
こうしたかったのだろう、と彼は嘲笑う。
なんて残酷な人だろうと思いながら私は笑う。もちろん、できの悪い顔でする自嘲である。共に堕ちるなんて、嘘に決まっている。彼も嘘をつくのかと私はこの場にそぐわぬ素直な感情を感じた。彼は堕ちはしない。どこまでも崇高な存在である。
堕ちるのは私だけだ。
それでいい。
堕ちた先で、私は彼を見上げる。それで私は満足する。
「YES,sir」
この甘美な毒を、私は喜んで飲み干すのだ。
・・・・
お兄様萌えが全然伝わってこないよ! 本当に!
私が何をしたいって、お兄様ドSなのに受けだって! もうかっこいい! ってことを主張したい!のに!
結局お兄様の性奴になる部下(でも攻め)な続きを書きたいなんてぼそりつぶやいてみる。
一回くらい、部下にびびればいいよ! お兄様!
っていうかなんだ、私の中でお兄様の無理矢理接吻は必須なものなのか。何なんだ。
でもお兄様x葛たんも書きたい。
本当にこんなんでいいのかな・・・・・・変な期待させていたら、本当にすいません。本当に・・・・・・すいません。
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